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書籍情報

やさしい水彩の風景画

やさしい水彩の風景画
著者 柴田 光枝
販売価格 2,000円(税込2,200円)
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商品説明


■サブタイトル/スナップ写真から描く
■体裁/B5・95頁  ■ISBN/978-4-8170-3181-5

風景と向き合い直接、画板に向かって描くのが一番いいことはよくわかっている。けれども初心者や経験の浅い場合は、フリーハンドで写生するのはなかなか容易ではない。時間もかかる。
 従来からも補助的に用いて描く方法は知られているが、感動する心を大事にして自分の絵を描くという基本的な姿勢に立ちながら、積極的にスナップ写真を活用する方法を、具体的に述べ図や写真で見てゆく。題材は、親しめるヨーロッパと身近な風景で、豊富な体験例や工夫がとても役立つ。
 風景の中では樹木は欠かせないが、これを撮ると、一般的に単調な色になってしまう。逆光の際は特にそうだ。緑には様々な諧調があり、これが美しい。明るい光線が当たっているところから別に一枚撮っておくとよい。
 斜めからの光が作り出すはっきりした陰影が建物の美しさをより引き立てる。通常はなかなか難しいが、こういう絵に挑戦できるのも、写真があってのことだろう。

●主な目次
◎絵にすることで新たな感動◎難しい構図にもチャレンジ
◎スナップ写真を水彩画に◎私が出会ったヨーロッパの街角
1■旅先で ◎絵になる風景を探そう◎写真撮影のアドバイス カメラ/構図/遠景/人や車/ファインダーからはみ出してしまう◎空と水の色◎緑を撮る◎斜光の効果◎大切なのは現場の空気 2■描こう ◎必要な画材◎描き始める前に◎下絵を描く◎彩色のポイント◎描法プロセス 3■ギャラリー

●しばた・みつえ。
東京都出身。女子美術大学図案科卒業。NHK美術部勤務。1979年よりグループ「季」5人展11回出品。91年より吉祥寺・井の頭画廊、銀座・渚画廊、京橋・鹿友アートサロンで個展9回。

☆日本図書館協会選定図書

読者の声


●学校教育で教えられた数々の常識をくつがえしてもらった。おかげでもっと気楽に絵を描くことができそう。(描くことが)嫌いじゃなかったことに改めて気づいた。(岩手県・51歳女性)

●海外旅行によく出かけ、写真をたくさん撮ってきますが、写真から水彩に描くときの手法がわかりませんでしたが、本書に出会っていろいろ参考になりました。(愛知県・73歳男性)

●旅先で写した写真から、ゆっくりと家に帰ってスケッチを楽しんでいます。この本はその手引きとして利用しています。記念の絵を部屋に飾り、いつまでも旅を思い出しています。(長野県・71歳男性)