はじめての花結び手芸【新装版】

商品説明

■サブタイトル/紐で楽しむ
■体裁/Ｂ５・並製　111頁　■ISBN/978-4-8170-8173-5

一本の紐を、指先を使ってさまざまな形に結ぶ「花結び（飾り結び）」は、長い歴史と伝統を持つ日本の文化です。
その優雅な美しさと無限の可能性に魅せられ、30年にわたって研究を続け、「花結び手芸」を考案した著者が、「花結び」を応用して出来るアクセサリーや小物類を多数紹介しました。図版と写真を多用した分かりやすい解説で、初めての方でも、暮らしに彩りを添える作品が、楽しく作れます。
　一本の紐から生まれる造形の美しさや面白さに、あなたも触れてみてはいかがでしょうか。　
※このたび、2000年10月に刊行しご好評をいただきました『はじめての花結び手芸』が、「新装版」として復刊となりました。

●目次
はじめに／本書で使用する基本の結び／結びの形成

第１章　基礎知識
「花結び」の歴史／「花結び手芸」の特徴／結びに入る前に／紐の選び方／その他の材料／使用する道具／紐先の処理／房の作り方／作例写真

第２章　基本の結び
一本結び／本結び／淡路結び／二本の淡路結び／四菱結び／丸結び／三つ組（平）／一本三つ組／四つ畳結び／まとめ結び／総角結び／古蝶結び／三つ輪結び／籠目十角結び／籠目十五角結び／相生結び（草）／亀結び／綾巻き結び／一本の紐から生まれる簡単な作品

第３章　作り方
厄除け花鈴／四菱結びのペンダントトップ／七五三の被布飾り／綾巻き結びの紐付きペンダント／ボトル飾り／古蝶結びの髪飾り／祝い鈴の根付／吊り籠／四つ花レースのコースター／クリスマスツリーの飾り／正月輪飾り／紐のあれこれ／紐の配色例

第４章　花結び手芸の世界
オリジナルモチーフの考案／一つのモチーフを応用する／参考作品写真／「花結び手芸」と私／「花結び手芸」内容一覧／「花結び手芸」考案記号

おわりに／「花結び手芸」教室案内／著者略歴


●まつだ・あいこ
昭和５年、山形県天童市に生まれる。23年より、編物をはじめとした各種手芸の指導に従事する。54年、伝統工芸研究会「愛香会」を主宰し、研究活動を開始する。55年、結びの伝承技法を次世代に正しく伝えたいものと考え、「花結び手芸」を創案する。以後、白萩服飾専門学校、山形芸術学園、産経学園、読売・日本テレビ文化センターなどで講師を務め、「花結び手芸」の指導に当たる。
平成12年、弊社より『はじめての花結び手芸』を出版、日本図書館協会選定図書および全国学校図書館協議会選定図書となる。15年、株式会社日本フローラルアート（東京カルチャーセンター）にて、「花結び手芸」通信講座がスタートする。