美しい植物画　【新装版】

商品説明

■サブタイトル/スケッチからはじめる
■体裁/B5変・111頁　　■ISBN/978-4-8170-2012-3

※本書は、2003年8月に刊行された同名書籍のカバーデザインを変更し、再刊行したものです。内容に変更はありません。

ＮＨＫテレビで婦人百科、おしゃれ工房、趣味百科の植物画講座に出演し、全国に大勢のファンを持っている。この体験を生かして、マスターできるように描く過程を多くとって構成した。
　一つの花と茎からなる単純な花から、複雑な花まで八種類の花をくわしく取り上げる。平均７頁余りをかけて、細部がよく分かるように拡大写真などを多用した。ガーベラは、花を丸く鉛筆で形どるところから始まる。花弁と花芯、茎が姿を現し、彩色を何回も繰り返していくといきいきとした花になった。18段階で図解している。これなら、できそうな気がする。
　もちろん使う水彩絵の具や画材のこと、基礎知識、効果的な技法も、描法例の個所毎に挿入。参考作例も１頁大、２分の１頁大など次の33点を収めた。
　オールドローズ、ヒルガオ、バラ、オーニソガラム、チューリップ、ハナダイコン、マーガレット、リンドウ、ノコンギク、バラ、カキツバタ、ホウセンカとツリフネソウ、サルスベリ、ボタン、アネモネ、キハギ、リンゴの花、イロハモミジ、ブーゲンビリア、ソメイヨシノ、カランコエ、カシワバアジサイ、ペチュニア、カワラナデシコ、フキノトウ、エビネ、クレオメ、クリ、カリン、スノードロップ、ケマンソウ、ラナンキュラス、ワレモコウ。

●主な内容　
１植物画を描く前に　２水彩画を描く　花と茎［ガーベラ］／一本の花[サンダーソニア]／花を構成する[パンジー]／一枝の花木[ツバキ]／多数の花(萼)[アジサイ]　３心をいやす植物画　構成を考える[フリージア]／複雑な花[フジ]／個性の強い花[パフィオペディラム]

●こやなぎ・よしつぐ
43年弘前市生まれ。大学卒業の頃から植物画を描き始める。二紀会会員、82年奨励賞、02年宮永賞。青森県褒賞・文化功労者。 89･94･97年ＮＨＫＴＶ婦人百科、おしゃれ工房、趣味百科の植物画講座出演。ＮＨＫ文化センター・朝日カルチャーセンターなど講師。作品所蔵　弘前市立博物館、青森県、千葉県立美術館など６個所。