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書籍情報

ささやかに咲く花たち

ささやかに咲く花たち
著者 増渕 澄子
販売価格 1,600円(税込1,760円)
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商品説明


■サブタイトル/はがきに描く自然の命
■体裁/A5・112頁  ■ISBN/978-4-8170-3934-7

『やさしい草花のはがき絵』でおなじみの増渕澄子先生による、待望の新刊。本書では「道端に咲く小さな草花」をテーマに据え、人里の小径や田畑、市街地の空き地や道端など、身近な場所で見ることが出来る野草・雑草のはがき絵を約120点収録しました。エノコログサ、イヌタデ、メヒシバ、カラスノエンドウ、シロツメクサなど、野生の花ならではの素朴で控え目な美しさが、顔彩で丁寧に描かれた絵を通してしみじみと伝わってきます。また、著者の生まれ育った福島県白河での思い出や東京下町暮らしのエピソードなどを綴ったエッセイ13編を併収し、花に寄せる著者の一途な思いもお伝えします。更に、「私も描いてみたい」という方のために、著者の使用している画材の紹介とはがき絵4作例の描法も紹介しました。飾り気のない花束のような、心やすらぐ画文集。ちょっとしたお礼やプレゼントに、なかなか外出することが出来ない方へのお見舞いにもお奨めです。

●目次
はじめに/道端の花を描く

第1章 人里に咲く花
◆エッセイ:私のふるさと/春は黄色から始まる
◇早春の花…………ニリンソウ、フクジュソウ、カタクリ、ショウジョウバカマ
         ユキワリイチゲ、アズマイチゲ
◆エッセイ:ふるさとの春
◇春の花……………ハハコグサ、センボンヤリ、ホトケノザ、ヒメオドリコソウ
         スミレ、 タチツボスミレ
◆エッセイ:牛と私と
◇田園の春…………ミドリハコベ、コハコベ、ナズナ、タネツケバナ、トキワハゼ
         ゲンゲ、カラスノエンドウ
◆エッセイ:初夏から夏へ
◇初夏の花…………タツナミソウ、ヘビイチゴ、ホタルブクロ、コウゾリナ
         ホウチャクソウ、クサフジ、ハタザオ、ネジバナ、キツネアザミ
         ノアザミ、ヒメイズイ、チョウジソウ
◇夏の花……………ナンバンギセル、ナンテンハギ、ガガイモ、ウマノスズクサ
         ハンゲショウ、オオハンゲ、ヌスビトハギ、ママコノシリヌグイ
         カワラナデシコ、ミソハギ、ノカンゾウ、キツネノカミソリ
         コオニユリ、キキョウ、オニユリ
◆エッセイ:祖母と一緒に
◇畑の雑草たち……メヒシバ、ヒメコバンソウ、コバンソウ、イヌビエ、スベリヒユ
         イヌビユ、ワルナスビ、イヌホオズキ、カラスビシャク
◆エッセイ:秋の雑木林…48
◇秋の花……………リンドウ、ヨメナ、シラヤマギク、ノコンギク、ヒヨドリジョウゴ
         カラハナソウ、ミズヒキ、ムラサキエノコログサ、メドハギ
         アキノウナギツカミ、ヤブラン、オミナエシ、フジバカマ
◇野の実いろいろ…スズメウリ、キカラスウリ、ジュズダマ、イシミカワ
         ホウチャクソウ、ノササゲ、ヒヨドリジョウゴ
◇食べられる野草…ツリガネニンジン、ヤマノイモ、シオデ

第2章 街角に咲く花 
◆エッセイ:下町の花たち/花追いの日々
◇春の花……………オオイヌノフグリ、ハルノノゲシ、ハルジオン、オニタビラコ
         ノミノツヅリ、オランダミミナグサ、ツメクサ、カントウタンポポ
         ショカッサイ、ワスレナグサ       
◇水辺の花…………オモダカ、コウホネ、ホテイアオイ
◆エッセイ:季節の中で/下町の夏
◇初夏の花…………ヘラオオバコ、シロツメクサ、キキョウソウ、オニノゲシ
         ユウゲショウ、マツヨイグサ、ヒルザキツキミソウ
         ムシトリナデシコ、マツバウンラン、ニワゼキショウ、ドクダミ
◇夏の花……………ツユクサ、イヌタデ、アカバナ、ハゼラン、ヒルガオ
         マルバアサガオ、ホシアサガオ、カタバミ
◆エッセイ:秋の彩り/一期一会
◇秋の花……………リュウノヒゲ、ヒメツルソバ、ハルノノゲシ、ヘクソカズラ
         エノコログサ、ヨウシュヤマゴボウ
◇海辺の花…………センダイハギ、ツワブキ、ハマダイコン


第3章 はがき絵の描き方
●私の使っている画材/彩色の基本/私のよく使う色 
●はがきに描く:カラスノエンドウ/ノアザミ/ドクダミ/キカラスウリ
●スケッチからはがきに描く:ニワゼキショウ/ユウゲショウ/ハルノノゲシ
              イヌホオズキ


●ますぶち・すみこ
 福島県白河市生まれ。県立白河女子高等学校卒業。昭和35年に結婚、東京・浅草に住み、42年に竜泉に移る。60年から東京・谷中の花を描き始める。同年、日本絵手紙協会の主宰する「絵手紙友の会」に入会、約7年間続ける。
 昭和61年より、はがき絵の個展をスタートする。平成9年より銀座・藤屋画廊にて「母と娘の二人展」を1年半に1回のペースで9回開催、現在に至る。
 平成3年に日本ユニセフ協会の「花カード」へ、10年と13年に「年賀用花はがき」へ作品を提供。平成7年に東京都上野公園内緑の相談所より「花のカレンダー」を発行。台東区のポスターにアサガオの作品を提供。

●主な著書
『はがき絵・四季の草花』『やさしい草花のはがき絵(2012年に新装版を刊行)』『やさしい花と実のはがき絵』『花の年賀状』『はがき絵・野の花手本集』『はがき絵・洋花手本集』『はがき絵・野の実手本集』『366日の花日記』(いずれも小社刊)

●主な教室・講座
ヨークカルチャーセンター上尾、よみうりカルチャー町屋、草加カルチャーセンター、日本フローラルアート通信講座などで講師を務める。
 
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