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書籍情報

紙の仏像彫刻

紙の仏像彫刻
著者 菊地 清
販売価格 1,800円(税込1,980円)
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商品説明


■サブタイトル/切って、折って作る国宝17体
■体裁/B5変・78頁 ■ISBN/978‐4‐8170‐8188‐9

山形県鶴岡市で仏壇造りと木彫刻を生業とする家に生まれた著者は、幼い頃より父親が細工台に向かって仏像を彫刻する後姿を見て育った。現在では自分も木ではないが紙による造形の仕事をするようになって、年を経るごとに子供の頃から慣れ親しんだ仏像を造りたいという思いに強く駆られるようになったという。そこで本書では奈良、京都、鎌倉などの有名な国宝仏を17体、ペーパークラフトでやさしく作れるように紹介した。図面の線をカッターで切り抜き、折り線を支持通りに折れば、やさしいお姿やいかめしいお姿の仏像が出来上がり、心和む至福の時を楽しめる。    
図面はコピーして市販のケント紙に重ねて切り抜く方法と、本に綴じられた厚紙の図面をそのままカットして作る方法の2種類を掲載。何回か作りたい場合や大きさを変えたいような場合は前者の図面を、そのまますぐに作りたい場合は後者の図面を利用されたい。

●主な内容
薬師如来坐像(奈良・新薬師寺・平安時代初期作)、阿弥陀如来坐像(鎌倉大仏・高徳院・鎌倉時代作)、釈迦如来坐像(奈良・室生寺・平安時代前期作)、大日如来坐像(奈良・円成寺・平安時代末期作)、文殊菩薩坐像(奈良・法隆寺・奈良時代作)、観音菩薩立像(奈良・法隆寺・白鳳時代作、如意輪観音坐像(大阪・観心寺・平安時代作)、十一面観音立像(滋賀・向源寺・平安時代作)、不動明王坐像(京都・教王護国寺・平安時代作)、十二神将(伐折羅大将)立像(奈良・新薬師寺・奈良時代作)、弥勒菩薩半跏思惟像(京都・広隆寺・飛鳥時代作)、毘盧遮那仏坐像(奈良大仏・東大寺・平安時代作)、阿修羅立像(奈良・興福寺・奈良時代作)、雲中供養菩薩(京都・平等院・平安時代作)、金剛力士立像(奈良・東大寺・鎌倉時代作)。用具紹介、あれば便利な用具、基本的な使い方、制作入門用図面、制作プロセス、仏像のかたちさまざま、図面を重ねてカットするための図面集、直接カットするための図面集など。

●きくち・きよし
山形県鶴岡市生まれ。國學院大學卒業。現在、福島県鏡石町の里山を望むアトリエで、自然と向き合いながら創作活動に打ち込む。絵本の制作とペーパークラフトの仕事を主に行い、紙のオブジェ、ステンレスの動物、小石のふくろう、小枝の妖精などなど様々な素材の造形物制作に取り組んでいる。また中学校の美術教科書、小学校の国語教科書などに作品が掲載され、ユニセフのカードのデザインも担当している。著作は多数あり、日貿出版社からは「紙ワザ工房シリーズ」全5巻、『紙ワザ建築・世界遺産』などを刊行している。
 
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