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書籍情報

上品な手紙の書き出しと結び

上品な手紙の書き出しと結び
著者 有田 幸正
販売価格 1,000円(税込1,100円)
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商品説明


■サブタイトル/
■体裁/四六・255頁  ■ISBN/978-4-8170-4024-4

季節の変わり目がある。11月なら、例えば関東地方は上旬なら寒くはない。しかし8日ごろの立冬を過ぎて中旬以降になると、師走を控えて冬に向かう。同じ11月でもかなり変わってくる。時候の挨拶は意識して、季節の変化にかなった表現とすれば、いい便りになる。
 南北に長いわが国は地域によってかなり気候が異なるが、このような書き出しを月毎、上・中・下旬別に、結びは月別にし、年賀はがき、寒中見舞、余寒見舞、梅雨見舞、暑中見舞、残暑見舞とともに文例が豊富。文例は、はがき、便箋に書く際の実寸に近い大きさの気品ある手書き。はがきと手紙などの実例と、手紙のきまりや常識もあわせて収めた。
 手紙を書くのがおっくうで、もっと書き慣れたい、もっと早く書けたらいいなという人、ありきたりでない表現を少し入れてみたいという人に、便利で役立つ書き出しがスムーズにゆけば、あとはそれに続くものだ。使い慣れている決まり文句も含まれるが、日常の暮らしの中から心に浮かび感じた素直な言葉、気持ちのこめられた情感のある、やさしい言葉使いの文例も見られる。こういう表現もあるのだなと思うのも、散見できる。

●ありた・こうせい
大正14年大阪府生まれ。新東宝で俳優兼シナリオ執筆。大手建設会社を定年退職するまで幼少より親しんでいた書に熱中。この遍歴から手紙に注目し、その究極の姿を実現する玉梓の会を主宰。NHKテレビ東京テレビに出演し反響を呼ぶ。

●姉妹書、好評・重版発売中 上品な字の書き方 四六判 本体1,500円
 
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