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書籍情報

はじめての木象嵌

はじめての木象嵌
著者 橋本元宏
販売価格 3,200円(税込3,520円)
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商品説明


■サブタイトル/究極の糸鋸木工芸
■体裁/B5変・134頁 ■ISBN/ISBN978‐4‐8170‐8169‐8

木象嵌(もくぞうがん)とは、種々の天然木材を用いて「象」(かたち)を作り、それを別の木の板に嵌(は)めこんで、絵画や図柄を表現する木画の技法である。シルクロードを運ばれた正倉院の宝物にも、木だけでなく、動物の角や骨、貝や宝石などを嵌め込んだ象嵌で装飾された楽器や調度品が伝えられている。
木象嵌の研究者であり、実作者でもある著者は、これまでに4冊のテキストで木象嵌の基本テクニックである「糸鋸木工芸」の技法を紹介してきた。そこでさらにその究極の応用技法である木象嵌の技法を、入門者向きに図や写真を多用して、やさしく説明する待望の基礎入門テキストである。糸鋸機械の紹介や材料の「はがき板」の購入方法なども掲載。類書がない貴重な木工芸の技法書である。

●主な目次
はじめに/口絵
①木象嵌の技法  斜挽き木象嵌の原理/挽き上げと挽き下げ
②木象嵌の制作準備  鋸盤/糸鋸/道具や工具/はがき板、その他の用材/塗料と塗装
③木象嵌の基礎練習  挽き上げ象嵌と挽き下げ象嵌/地板透過図形の象嵌/プラス角と
マイナス角の象嵌/重層図形の象嵌/部分象嵌/市松模様の象嵌/線の象嵌/椿の象嵌
④木象嵌制作のAtoZ  線図から完成まで/応用課題 森のふくろう
⑤はがき板象嵌作品集  はがき板の購入方法

●はしもと・もとひろ
1933年、東京生まれ。電気通信大学、桑沢デザイン研究所卒業。日本コロンビア(株)にて工業デザイン、グラフィックデザインを担当する。父は木象嵌の作家であり、永年都立工芸高校教諭として木象嵌の技術指導を行う。1974年、父の死を契機に木象嵌の研究と制作に着手。1978年、赤坂村上画廊で第一回の個展開催。1985年、新宿小田急で第二回個展開催。1995年、銀座ラ・ポーラサロンで「箱根に興った木象嵌〈人と技〉展」開催。1998年、アトリエ「楽」内に糸鋸木工芸教室開講。この間、テレビや雑誌などで数多く紹介される。著書に『木象嵌の歴史と技』『糸鋸木工芸入門』『はじめての糸鋸木工芸』『糸鋸クラフト』(日貿出版社刊)などがある。

☆日本図書館協会選定図書
 
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