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【新装版】 三原色で描く四季の草花
【新装版】 三原色で描く四季の草花
著者
松本キミ子
販売価格
2,500円(税込2,750円)
購入数
商品説明
■サブタイトル/松本キミ子のフィールドノート
■体裁/B5・並製 191頁 ■ISBN/978-4-8170-3818-0
●主な内容●
描きはじめがきまったら、その一点の色を、三原色(赤、青、黄)と白をまぜて自分が感じる色をつくる。そして、となりとなりへと直接、絵の具で色ちがいを描いていく。このとき、画用紙がたりなくなるかもしれない。そんなときは、画用紙をたせばいい。
これまでの描き方の常識であった構図をとって、下描きして、色をぬってという方法をやめて、色で描いて、形にして、あとで、画用紙を切ったりたしたりして構図をきめるという方法で描くのだ。それを「キミ子方式」と名付けよう。こうすれば、一瞬、一瞬、自分は今こう見えている、感じている、という色をつくりながら、となりとなりへと描きひろげられる。だから、練習なくして、いつも本番の絵ができあがる。これなら、自分は絵は描けないと信じている人も、過去の経験はまったく関係なく本物ソックリの絵が描けるのだ。
●目次●
序・だれでも本物ソックリの絵が描けるキミ子方式
キミ子方式7つのルール
1 三原色と白で描く。
2 一点からとなりへ、となりへ描く。
3 下描きはしない。
4 絵に紙を合わせる。
5 さわって描く。
6 どこでやめてもりっぱな作品。
7 道具のえらび方。
三原色で描く四季の草花
春――愛するものがいっぱい待つ、春の野山へ出かけよう。
ペンペングサは、キミ子の春の定番なのだ。
シンプルだから絵になるスズメノカタビラ。
描きたくなるけど、意外とむずかしいナノハナ。
クローバーは、葉っぱに個性があるから、描きやすい。
一本でもサマになるタンポポの綿毛。
テンテンテンとセンセンセン。花がかんたんハルジオン。
ブタクサのギザギザ葉っぱは描きやすい。
アケビの花は、燃えて描く。
魚拓を描く
夏――庭と同じ草花が、もっと美しく見える、夏の高原へ出かけよう。
地味だけど絵になるネコジャラシ。
ベンケイソウは、いっぱいの花でごまかせる。
ギボウシの葉っぱは線で描ける。
メヒシバは、美しいのだ。
アカマンマは、キミ子の夏の定番。
ほれなきゃ描けない、ちょっとやっかいなキクイモ。
ヨウシュヤマゴボウで、立体を楽しむ。
ケイトウは、キミ子のつまみぐい。
ヒルガオは、ホニャラカホニャラなのです。
フクザツを楽しむというクレオメ。
空を描く
秋――ひとめでわかる秋。近くの公園へ秋を見に行こう。
ツタの葉は、パーだからやさしい。
グーはむずかしい、サクラの葉。
クコのプチプチの実は、数でこなそう。
かわいいわりにむずかしい、秋の立体カラスウリ。
ひろう楽しさ、描く楽しさ、おいしいクリ。
畑の実りを描く
冬――冬はおこたで、思い出を描こう。
葉っぱを描く感じで、ツマギチョウの羽を描く。
アサギマダラチョウは、左右対称だから、むずかしい。
キミ子方式の仲間たち
ペン画の描き方
あとがき
●マツモト・キミコ●
1940年 北海道沼田町生まれ。東京芸術大学彫刻科を卒業後、「誰でも絵が描ける方法」の必要性を痛感、独自の方法を開発し「キミ子方式」として世に問う。現在、全国各地を指導講演して歩く毎日を過ごしている。著書に『三原色の絵の具箱』シリーズ、『ひろびろ三原色』(共にほるぷ出版)、『絵のかけない子は私の教師』『教室のさびしい貴族たち』(共に仮説社)、『キミ子方式スケッチ入門』(JTBパブリッシング)、『八〇歳の母が絵を描いた』(小社刊)などがある他、『ビデオ三原色の絵の具箱』(ほるぷ出版)を監修・出演。3人の息子の母。
☆日本図書館協会選定図書
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