小野月世の水彩画　人物レッスン

商品説明

■サブタイトル/覚えておきたい21の大切なこと
■体裁/B5変・127頁　■ISBN/978-4-8170-2088-8

「失敗や成功を毎回繰り返しながら、ワクワクして描けるモチーフが人物画です。この本を見つけてくださったあなたに、私が道に迷い込みながら見つけた数々のヒントをお伝えします。あなたが困ったときの道しるべになるように、暗い夜道を照らす月のように、この本がお役に立てば嬉しいです。」 人物を描くのは難しい、とはよく耳にする言葉です。それだけに奥が深くて、一度描いてみると抜け出せなくなる魅力があるのも人物画です。本書では美しい色彩で描かれた光溢れる人物画が人気の小野月世先生によって、難しいと思われがちな人物画の描き方をやさしく解き明かします。シルエットに着目した目からウロコの形の取り方や、美しい肌色の作り方、パーツごとの描法ポイントなど、水彩による人物技法書の決定版です。

●目次
口絵
Lesson1　水彩クロッキーにチャレンジ
形を把握する／シルエットを見る／陰影で立体感を加える／輪郭線で形を決める／いろいろな時間設定で描いてみる／パーツの配置を把握する／ポーズを研究する／体の重心の移動を見る／対になるものの角度を見る
Lesson2　水彩で人物を描く
シルエットを捉える／下描きを考える／パーツを研究する／自分が使いやすい画材を見つける／使う色を選ぶ／混色で透明感のある肌の色を作る／髪と目は微妙な色の違いを見つける／色は感性で置く／彩色の基本を知る／肌の質感は「ぼかす」／背景はどんな絵にしたいかで決まる／写真からイメージを作る

●おの・つきよ
女子美術大学大学院美術研究科日本画修了。日本水彩展内藤賞、昭和会展昭和会賞、日本水彩展内閣総理大臣賞など受賞歴多数。毎年各地で個展を開催。現在、(社)日本水彩画会会員・常務理事、水彩人同人、女子美術大学非常勤講師。