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シルクロードの仏たち
シルクロードの仏たち
著者
荒了寛
販売価格
3,200円(税込3,520円)
購入数
商品説明
■サブタイトル/画文集/仏像伝来の道をたどる
■体裁/A4変・103頁 ■ISBN/978-4-8170-2065-9
今年88歳の米寿を迎える著者は、天台宗のアメリカ開教総長として40数年前にハワイに渡り、布教活動に励む一環として仏画の展覧会を開いてきた。そして38年ほど前から憧れていたシルクロード、仏たちがインドから伝えられたブッダロードを訪ねる取材の旅を10数回行って、莫高窟など多くの仏教遺跡の壁画や塑像、さらに周辺の風景などを数多くスケッチしてきた。
本書はそれらのスケッチを元に描いた仏画作品60点と3つの旅の取材随想でまとめた待望の画文集。仏画はガンダーラ、ネパール、中国敦煌莫高窟・大同、日本などの仏像を、ハワイの染色技法にヒントを得た独自の画法で描き、随想はシルクロード天山南路、チベット、中国五台山への旅の醍醐味を記録したもので読み応えがある。
●あら・りょうかん
1928年(昭和3年)、福島県生まれ。10歳で出家、大正大学大学院博士課程修了、天台学専攻。寛永寺や中尊寺などに勤め、仙台や福島で住職を歴任。1973年(昭和48年)に天台宗開教総長としてハワイ・アメリカへ渡る。最も後発の宗派であったため布教は困難を極めたが、2世や3世のための日本語学校や文化教室を開校して新たな布教活動を展開する。これまで数多くシルクロードの仏の来た道をたどって取材とスケッチを行い、仏画に表現して布教活動を実践してきた。ホノルル、サンフランシスコ、ボストン、ニューヨークなどでも個展を開き、日本でも東京、福島、仙台、盛岡、名古屋、大阪、広島、福岡など全国各地の百貨店、画廊で個展を開催している。さらに日本人移民、日系米兵に関する証言や資料集収は大変貴重な仕事として高く評価されている。88歳の喜寿を迎えた今も日本とハワイを一人で往復し、日夜両国の親善に努力されている。
著書は、『慈しみと悲しみ』『人生の要領の悪い人へ』『娑婆を読む』『生きるとはなぁ』『生きよ まず生きよ』『父よ母よ 命ありがとう』『観音に生きる』『なぜ悩む』『空即是色花ざかり』『いい加減を知る』『アメリカ仏教の夢』『自信、神なり、家事、おやじ』『ハワイ日系米兵――私たちは何と闘ったのか』『画文集・悲しみと慈しみの仏たち』『画文集・シルクロードの仏を描く』『365日を穏やかに過ごす心の習慣』『名僧たちの救いのことば108』『こだわらない とらわれない』などの単行本の他に共著も多数ある。
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