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子どもたちの戦中・戦後
子どもたちの戦中・戦後
著者
野崎耕二
販売価格
1,800円(税込1,980円)
購入数
商品説明
■サブタイトル/今こそ伝えたい/小さな町の出来事と暮らし
■体裁/四六・288頁 ■ISBN/978-4-8170-8212-1
難病の筋ジストロフィーと闘い、33年にわたって「一日一絵」を描き続けていることで知られる著者は、
鹿児島の特攻隊基地の町に育った。
戦後生まれの人が8割近くになり、戦争の記憶が薄れることが危惧される今日
著者がどうしても伝え残したい
国民学校から中学校に通った激動と貧困の10年間の日々を
ありのままに絵と文章で綴った戦争の時代の記録画文集。
細密に描かれた味わい深いイラスト127点、エッセイ82編。
帯には女優の吉永小百合さんが激励文を寄せてくださいました。
「難病の宣告から33年、一日も休まずに描き続けた野崎さんに感動しました!応援しています。」
●目次
口絵
■戦時中編
万世の町、国民学校入学、飛行場造り始まる、示現流、戦んまね、松脂採り、出征兵士の見送り、特攻隊員を見送った、爆弾に乗って遊んだ、
退避訓練と退避、グラマンの襲撃、家の防空壕、共同防空壕、B29、兄・ユキオ、終戦直前、民宿兵隊さん、終戦の日
■終戦直後編
終戦直後の教室、鉄兜と防毒面、四年生、飛行場は畑になった、着陸に失敗した飛行機、特異な体験、サイレン時報、DDT・回虫・蚤・蚊、
停電、塩作り、サツマイモご飯、鶏、五年生、洋服の配給と桑の皮採り、なべふさっどん、ウサギ、六年生、郷中教育の名残
■中学校生活編
中学校入学、裸足で登校、勉強机、農業実習、学校の便所と汲み取り、豚の飼育、草切り競争、打ち上げられたイルカ、ナトコ映画、
野球、十五夜まつり、運動会、農作物の品評会、修学旅行、工作時間、バザー、学有林、ウサギ追い、ふるさとの駅
■戦後の暮らし編
手車、山裾の畑、道作り、サツマイモ作り、米作り、麦作り、地引網、ウミガメ、貝掘り、からくい、お盆、台風、焼酎屋、薪取り、越中さん、市っどん、正月
■子どもの遊び編
クモ合戦、榎とヤグラ、ギンヤンマ、陣とりこ、肝試し、スズメギッタ、アケビとムベ採り、メジロ捕り、胴馬とケッタ馬、遊びの数々
●のざき・こうじ
昭和12(1937)年、鹿児島県南さつま市生まれ。県立薩南工業高校卒業後、昭和32(1957)年に上京、東昌国土研究所に勤務。昭和48(1973)年に独立、地図編集制作・イラストの仕事を始める。昭和58(1983)年に「進行性・肢帯型筋ジストロフィー」と診断され、闘病絵日記「一日一絵」を描き始める。昭和63(1988)年から車いすの生活、平成18(2006年)からは自力で起き上がることが不可能になるが、一日一絵は現在も欠かさず描き続けている。この間に「からいも育ち展」「ふるさと画展」「一日一絵展」ほか展覧会を各地で開催。
ラジオ番組やテレビのドキュメンタリーへの出演も多く、NHKテレビ「おはよう日本」でその制作活動が紹介された。
新聞・雑誌などでも多数記事紹介されている。
著作には『一日一絵』第1集〜第10集(JTBパブリッシング)、『からいも育ち』(筑摩書房)、『一本の鉛筆から』(童心社)、
『車いす きばいやんせ日記』(中央公論新社)、『歩けた日々のスケッチブック』(日貿出版社)など多数がある。
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