木版画 追憶の風景

商品説明

■サブタイトル／懐かしい昭和の香り
■体裁/AB・95頁　■ISBN/978-4-8170-3981-1

中学の教師。30才過ぎてから木版画をはじめる。「作品は作るものではなく、生まれてくるもの」というのが持論。説明的な輪郭を排し、風景の持つ質感、空気感の表現を追求している。本書は著者の初めての木版画集。集大成の80作品に、短い説明がつくほか、制作のワンポイントアドバイスを入れて、制作のプロセスが分かる工夫をした。昭和の30年代の風景に惹かれていると言うことで、少年時代を過ごした岐阜や金沢を中心に、原風景を木版画にしている。

●まきの・こうよう
1947年 富山市に生まれる。金沢大学教育学部中等国語科卒業。 愛知県公立学校に就職。32回日本板画院展入選。 1987年 国民文化祭熊本美術展金賞。2-4回 ミヤコ版画賞展入賞。1992年 日本板画院理事。以降、数年間理事、審査員を務める。9回欧美国際公募「ドローイング・デッサン・版画コンクール」大賞。パリ国際サロン招待出品。日仏現代美術世界展入賞など個展、受賞多数あり。