水彩スケッチぶらり旅

商品説明

■サブタイトル/プロの描き方に学ぶ
■体裁/B5変・111頁　　■ISBN/978-4-8170-3439-7

国内は、都内での日帰りと、京都府北部、丹後半島の天橋立と伊根の舟屋、兵庫県北部の城崎と出石の一泊二日の旅。海外は、フランス南部の小さな街などの14日間と、ギリシアと地中海12日間のスケッチ旅をした。日帰りを除き、夫婦の自由気ままな絵を描く愉快な旅。
　心の赴くまま率直に綴られた紀行と、爽やかな多くのスケッチが、読む者を旅に誘う。
　これらの旅で描いた７点の作例を大きな図で段階毎に詳しく見る。実景写真や、スケッチ、描き込み、影の付け方、彩色、色名、混色割合などをそれぞれ４頁から７頁の十分なスペースを使って説明、図示する。
　また、著者使用の用具材料や、透視図法、線と色による遠近法なども図解。中でも、絵画には、近景、中景、遠景、三つの要素が重要なことが強調される。初心者にとっては、分かっていながら見落とされるポイント。
　日常を離れ、異空間に身を置き、ハッとする風景に接すると共に、さまざまな出会いが生まれる旅。時には困ることにも遭遇するが、それもまた、記憶に留まる経験。中高年夫妻の旅の情景がありありと目に浮かぶ。

●主な目次　
１◆日本の旅　玉川上水と小金井公園／丹後半島、伊根から出石へ　２◆ヨーロッパの旅　フランスの珠玉の街を訪ねて／最も美しい村々、カルカソンヌなど９ヶ所／ギリシア・地中海の島めぐり　ミコノス、サントリーニ島　３◆野外スケッチの道具と基本テクニック

●すずき・あらた　
日本美術家連盟会員。日本橋高島屋、銀座三越、新宿伊勢丹などで原画展。ＮＨＫ学園新宿校スケッチ教室など講師。ＪＴＢ旅物語スケッチツアー講師。水彩連盟展入選。1945年神戸市生まれ。

☆日本図書館協会選定図書