生と愛のメッセージ

商品説明

■サブタイトル/書で熱く語る
■体裁/A4・107頁　　■ISBN/978-4-8170-4037-4

長らく教職に就いている。世相は激しく変化し、憂うべきことばかりが次々と起こる。社会は混沌とし、異常で残虐な凶悪犯罪が多発する。その犯罪の低年齢層化。依然として受験一本槍の学校教育、崩壊する家庭教育。
　20年前から愛あふれる伝統教育、人間教育の復活を願い、専門の書で短い、やさしい言葉を揮毫し、短い文にした。教育問題だけでない。社会、環境、自然、人間について広く取り上げた。著者は、街頭揮毫や講演活動を継続している。
　含蓄に富んだ言葉も、文もそれぞれ自分に突き刺さる。毎日が何となく通り過ぎる。ここらで留まって、素直に受けとめようと思わせる。
　文と書をそれぞれ二項目あて、見開きで交互に掲げた。文は各350字から750字までで、短く、読みやすい。古くから言われてきた言葉もあるけれど、じっくりと噛みしめたいことばかりだ。

　収録の言葉から。
　「生きることは悩むこと。みんななやんでいます」
　「世の中は競争あって負けがある。なんども何んどもまけた人ほど強い人」
　「観。なんでも目で見るのではない、心で観るんだよ」
　「実るほど頭の下がる稲穂かな」
　「時は流れても不動のものは天の声、人の心」
　「この世のすべてのものは父母兄弟」親鸞の言葉から

●かねふさ・ゆうせき　
高校で書道を教え40余年。現在は講師。街頭揮毫活動、書語りを行う。毎日書道展会友となるも以後不出品。長浜市の豊臣秀吉ゆかりの石碑、石柱全126基揮毫。滋賀県芸術文化祭奨励賞。東洋大学卒業。1937年生まれ。滋賀県湖北町在住。