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書籍情報

水墨画 季節の花の作品づくり

水墨画 季節の花の作品づくり
著者 岩瀬 玉泉
販売価格 2,200円(税込2,420円)
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商品説明


■サブタイトル/墨一色の美しさ/110作例で学ぶ
■体裁/A4変・111頁  ■ISBN/978-4-8170-3481-6

墨の香匂う濃淡、緩急を取り混ぜた運筆の確かさ、変化に富む構図。この構図に重きを置き、四季の花々24種類が、縦横画面や、円窓・扇面・短冊で合計百余点見られる。個々の花では、例えば、椿と木蓮では最多の9点をこれらの構図で収めた。朝顔は8点、鉄線6点(右図)、梅、菜の花、バラ、紫陽花、竹と洋蘭では各5点。
 木蓮や椿、バラなど12種には、花や葉、実などの部分連続描法を詳しく掲げて、初心者の便に供した。
 更に次のような実用ヒントを、問答形式で12箇所に配置した。実地に工夫した便利なアイデアであり重宝する。
 ◆白描は、白い花や、薄い黄色、ピンクなど、淡い色の花に用いる。没骨は、赤や紫、オレンジなどの濃い色の花に用いるといいでしょう。

 ◆皿に淡墨を沢山作っておいて描くのを見かけるが、絵が出来上がると、淡墨の部分が同じ調子で変化がない。使うたびに少量ずつ淡墨を作ると、自然と微妙な変化が出る。 

 ◆花の葉を描く時に、同じようにしか描けなくて、変化が出せない人は、その葉を一枚拾ってきて、左手に葉を持ち、角度や位置をいろいろと変えて写生してみるとよい。変化の出る構図、自分の気に入る構成ができるきっかけになる。 

●取り上げた花24種。部分描法などのある花は太字で12種。
梅/木蓮/椿/菜の花/スイートピー/バラ/菖蒲/紫陽花/牡丹/朝顔/鉄線/薊(あざみ)/蓮/水芭蕉/カラー/苺/黄蜀葵/河骨/竹/菊/桔梗/カトレア/洋蘭/石蕗

●いわせ・ぎょくせん。
山田玉雲に水墨画を学ぶ。1996年全日本水墨画展大賞受賞。全日本水墨画美術協会無鑑査。玉泉水墨画会主宰。48年佐賀県唐津市生まれ。69年青山学院女子短期大学卒業。本名和華子。
 
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