美術技法書・趣味・教養の分野で実績と信頼のある本づくりをしております。

カートの中身を見る

メールマガジン登録

マイページ
・登録情報の変更
・購入履歴の参照

書籍情報

キラリと光る小さな絵づくり

キラリと光る小さな絵づくり
著者 高頭 信子
販売価格 2,500円(税込2,750円)
購入数

商品説明


■サブタイトル/日本画で楽しむ
■体裁/B5変・103頁  ■ISBN/978-4-8170-3287-4

大きな絵は散漫になりやすいけれど、小さな絵は描きたいものが凝縮されているので自分の心と対話しやすい。見る人が何かを感じ、心が豊かになる絵を描きたい。
 夕陽が野原を真っ赤に染める。花の冠を頭に乗せる童女、散歩する母と子、駆け回る子供たち。そんな自然の中に育った思い出は、ますます強くなっていく。広大な森の中の暗い池と、古めかしい白亜の洋館。これも子供の時分、家の近くにあった近寄りがたい風景の一つだ。
 近作のシリーズにもなっている花火は、瞬間の芸術。一瞬にして消えてしまうけれどその美しさは一生、鮮やかに残る。その色、その形、その轟音、その時の風のそよぎ、草の匂い。
 写生の作品ではない。目には見えない心の中の情景、夢のある絵、物語を感じさせる絵がここにある。銀座三越で毎年、連続24回の個展を開いた著者の魅力。エスプリが漂う短文や詩を合わせた画文集である。

●主な目次から 
1 心のままに 小さな絵を飾る、語りかける絵、小さく描いて大きく見せる/2 光のように 赤い追憶、夕陽、野の月/3 思い出の四季 森の雨、子供道、不思議な街、野末の空/4 素敵な小さな絵 豊かな絵、[作例] 雪の街、真夜中の原っぱ、春兆

●たかとう・のぶこ。
東方美術協会会員、詩絵留葉の会主宰。東京学芸大学講師を経て聖徳短期大学講師。東京都大田区出身。女子美術大学在学中より川端龍子に師事。青龍社解散まで12年連続入選。元青龍社社友、受賞5回。三越文化センター、日本橋高島屋セミナー各講師。

☆日本図書館協会選定図書