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書籍情報

はがきに描く水墨画

はがきに描く水墨画
著者 呉斉旺
販売価格 2,000円(税込2,200円)
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商品説明


■サブタイトル/花・風景・人物・食材など155選
■体裁/A5・143頁 ■ISBN/978-4-8170-3822-7

 挿絵から出発して七十余年、水墨画に心血を注ぎ、多くの著作を日貿出版社より刊行してきました。今回は『はがきに描く水墨画』として、彩色水墨画による花々の表情との出会いを86点、花から目を広く風景に向けたものを20点、日常の生活に視点を向けた食材の表情を17点、魚や鳥の姿を12点、そして人物や仏、七福神で20点を登場させることにしました。滝、七福神、飛天、柿、鶴は、はがき絵を出て、大きな紙面で描くことにしました。その姿が私たちに何かを語りかけてくれることを祈ります。
 また、墨と顔彩のほか、色鉛筆で彩色した写生を幾つか掲載したのも、対象が何にせよ、対象との対話と観察が水墨画を描くうえでの基礎となるからで、参考になれば幸いです。(本文「はじめに」より抜粋)

●目次
はじめに
基本画材と用い方
水墨画によるはがき絵のこつ

◆風景を描く
池畔の樹/払沢の滝/雪の五竜岳/富士山とお遍路/山容三態/黄昏の山容三態/早春の白馬村/雪の山里/越後中里の廃屋/海小屋のある風景/防風柵のある風景/矢切の渡しの舫い舟/雪嶺遥か/秋のひと時/覚円峰/川辺

◆人物を描く
白川女/布袋/一葦渡江の達磨/鍾馗/観音/竹取りの翁/寒山拾得/達磨/七福神/飛天/高砂の老夫婦

◆花・木立の出会い
赤松/春の小輪花の三態/日々草の三態/秋に描ける草花/冬の花実と早春の木立/梅/ストレリチア/黄蜀葵/熊柳/オオマツヨイグサ、吾亦紅/薔薇/苧環/縷紅草/金雀児/アガパンサス/名護蘭/夕顔/大麦/オクラ/金柑/松葉菊/松葉牡丹/柳蘭/花梨/赤房スグリ/糸瓜/烏瓜/ピラカンサ/庭や近隣に咲く花たち/鬼罌栗/大地縛/ナスタチウム/アンスリウム/ポインセチア/蔓梅擬/渡来した花々/春蘭/イピフロニチス/石斛/華鬘草/花笠木槿/瞑想を誘う花々/向日葵/マリーゴールド/日々草/細葉百日草と雌日芝/心誘う花たち/山牛蒡/八手/薮蘭/白木蓮/クレマチス/萩/海老根/萬両/木通

◆食材との出会い
筍/玉葱/谷中生姜/盆の野菜と枝豆/長葱と玉葱/シメジと人参/茗荷/白菜に唐辛子/独活/柿/熟柿/玉蜀黍と栗/柘榴/苺/蕪/里芋と大蒜/ブロッコリー

◆鳥との出会い
鷲/頬白/朱鷺/鶴の番/五位鷺/木の葉木菟/尾長/鴛鴦の番/雉

◆その他の生き物
角出しと蝶々魚
鼠と小槌


あとがき
花、食材名索引

●ご・せいおう●
1917年 富山県生まれ
1939年 志村立美に師事。新聞、雑誌に挿絵を執筆。
1964年 内村雨海に師事。
1968年 墨画・新鷹会結成、会長。日本作家クラブ会員、国際墨画協会顧問、日中水墨交流協会常任理事。外務大臣賞。個展多数。
1996年 内閣総理大臣賞受賞。