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書籍情報

本気でトラウマを解消したいあなたへ

本気でトラウマを解消したいあなたへ
著者 藤原ちえこ
販売価格 1,600円(税込1,760円)
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商品説明


■体裁/四六・263頁 ■ISBN/978-4-8170-7048-7

「トラウマを癒すのに、原因探しはいらない」。
従来の考え方とは一線を画す見地から、
トラウマ反応は何故起こるのか、身体に現れるサイン、さまざまなトラウマの実際と回復、トラウマ解消のために必要なことなどをやさしく解説します。
身体心理学に基づくトラウマ療法で活躍中のセラピストが贈る、現代人必読の一冊です。

●目次
第一部 トラウマのしくみ
1章 トラウマってなに?~なぜトラウマ症状が起こるのか
トラウマ=出来事ではない
トラウマは、時間が解決しない
あなたは一人ではありません
トラウマが起こるしくみ
それで結局、トラウマからは回復できるの?

2章 トラウマの原因探しはいりません
原因さえ分かれば楽になる?
原因探しがいらない理由その1 原因は一つではない
原因探しがいらない理由その2 原因は覚えてなくて当たり前
原因探しがいらない理由その3 原因があまりにも明らか
原因探しがいらない理由その4 原因は、あなたが思っている以上に幅広い
原因探しがいらない理由その5 原因を知るだけでは癒しは起こらない
原因が分からなくても、トラウマは癒せる
身体の声に、耳を傾け続けること

3章 トラウマが身体から解放されるサイン
トラウマの解放には、知識も役立ちます
解放のサインその1 震え
解放のサインその2 しびれ、じんじんする感覚
解放のサインその3 熱
解放のサインその4 涙
解放のサインその5 あくび、くしゃみ、咳など
解放のサインその6 悪夢、フラッシュバック

第二部 トラウマの実際
4章 解離~トラウマを受けたあなたに必ず知っておいて欲しいこと
解離は、生き延びるために必要なメカニズム
「今、ここにいない」がゆえに起きること
ゆっくり行けば行くほど早い

5章 発達トラウマと、恥の感覚
自分の存在自体を恥じる
理屈を超えて植えつけられたもの
体験を共有しあえる仲間はとても大切

6章 子どものころ、性的虐待を受けていたあなたへ
自分を絶対に責めないで
あなたのつらさには理由があります
あなたの苦しみは、必ず癒える
良い専門家の助けを借りる
話をしなくても、癒しは起こる
自助グループに参加して、仲間の助けを借りる

7章 医療トラウマ
子どもと医療トラウマ
一人ぼっちのテッド~あるケース
子どもは、全身が感覚器官
医療トラウマは防げます
子どもの医療トラウマを防ぐために、親ができること
子どもの医療トラウマを防ぐために、医療機関ができること

8章 周産期トラウマ
周産期トラウマの二大要因
周産期トラウマと、小児ぜんそくの関係~あるケース
物理的、感情的な母子分離がもたらすもの
母親も被害者
親子の絆は、いつでも回復可能

第三部 トラウマからの回復
9章 回復のために最も大切なこと その1~助けを求める
なによりまず、孤立しないこと
あなたを助けてくれる人は、必ず存在します
助けを得たいと思ったら~自助グループ
助けを得たいと思ったら~身体の専門家
助けを得たいと思ったら~心の専門家
助けを求める際のヒント

10章 回復のために最も大切なこと その2~リソースをふやす
内側のリソース~心地良い身体感覚
外側のリソース~自分を元気にしてくれるものすべて
リソースは、誰もが持っている
リソースは、多いほどいい

11章 回復のために最も大切なこと その3~逃げる
逃げることは、トラウマ予防の絶対条件
「逃げること」が難しい理由
本能に従わないのは人間だけ
逃げることは、恥ではありません
「逃げ恥」ではなく、「逃げほめ」を当たり前に

12章 あなたがこの世界に少しでも居やすくなるためのエクササイズ
自分の境界線を強めるためのエクササイズ
この地上に少しだけ戻ってきやすくなるためのエクササイズ
自分の周りの世界とつながりやすくなるためのエクササイズ

13章 回復の物語~ 一切のダイエットをせずに、1年間で40キロやせた真理子さん
真理子さんの体験談
セラピストから

14章 良いセラピストとは~セラピストの選び方

●ふじわら・ちえこ
カリフォルニア州公認サイコセラピスト(MFT)、臨床心理士。 大阪大学人間科学部卒業。新聞記者を経て渡英、Emerson Collegeにてシュタイナー教育を学んだ後、カリフォルニア統合学研究所(CIIS)統合カウンセリング心理学修士課程修了。 サンフランシスコの日系カウンセリングセンターや小学校、近郊のホームレス支援の非営利団体などで心理セラピストとして働く。帰国後、札幌にカウンセリングルームを開き、札幌市教育委員会スクールカウンセラー、北海道テレビ(HTB)番組審議委員、天使大学学生相談室相談員などを歴任。身体心理学に基づくトラウマ療法が専門で、現在は大阪と札幌を拠点に、全国でトラウマ解消のための個人セッションや、祈りや瞑想のワークショップを行っている。生きがいのひとつは性被害のサバイバーの癒しで、これからのミッションは傷ついた男性性の癒し。 訳書に『心と身体をつなぐトラウマ・セラピー』(雲母書房)、共著に『ソマティック心理学への招待―身体と心のリベラルアーツを求めて』(星雲社)、『トラウマセラピー・ケースブック―症例にまなぶトラウマケア技法』(星和書店)がある。※いずれも名義は藤原千枝子。


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