商品説明
■サブタイトル/駒井式
■体裁/A5・287頁 ■ISBN/978-4-8170-6021-1
武術ファン待望の韓氏意拳の入門書が登場! 「難しい」と思われがちのその哲学と技術を、分かりやすい説明と豊富な写真、そしてQRコードで観られる動画で網羅。この一冊で基本からじっくり学べます。 WEBマガジン・コ2の人気連載が待望の書籍化! “状態”“標準行為と典型行為”……。「難しい」という印象がある韓氏意拳の初の入門書登場! 分かりやすい文章と豊富な写真&QR動画で、韓氏意拳の基本が分かります!
●目次
本書の出版を祝って
はじめに
第1章 形体訓練
韓氏意拳は難しい?
分かりにくさと付き合う
韓氏意拳ってなに?
どんなところで練習するの?
服装について
さあ練習を始めよう!
形体訓練の3つのポイント
① まずは伸び伸びと細かいことは気にせずに行う
② 余裕を持った速度で行う
③ 最大可動範囲と最大有効範囲の違いを知る 前擺 後擺 玉鳳飛翔(外回し) 玉鳳飛翔(内回し) 川掌 横向 蹲起 前跪
遊び稽古01 「有効範囲チェック」
第1章のまとめ
第2章 〝站樁〟
「站樁」って何をしてるの?
站樁の3つのポイント
① 構造的安定性
② 指示と行為が同時
③ 足裏の感覚
登場! 站樁8種 挙式 抱式 捧式 推式 按式 劃式 提式 結束式
手を取って教えることの意味
「運動状態」がある? ない?
站樁は不要!?
語れば長い丁度良さ
自然な〝状態〟=警戒心を取り戻す!
はじめの一歩は信じて出す
遊び稽古02 「時間差足上げ」(一重)
第2章のまとめ
第3章 〝試力〟
最重要で最困難な〝試力〟
試力〝3つのポイント〟
① 本当にいつでも動けるのかを試そう!
遊び稽古03 「構造のチェック」
② ゆっくり行う 標準行為と典型行為
〝標準行為〟と〝典型行為〟の違い
全ての運動は一度きり?
③ 站樁の更に先へ「常に」「同歩」
同歩、カラダの〝コツ〟と頭の〝コツ〟
〝試力〟をやってみよう
前後試力 上下試力 左右試力 外展試力
最も重要で困難であるが、全て
遊び稽古04 投網を打とう!
第3章のまとめ
第4章 〝摩擦歩〟
摩擦歩の3つのポイント
① 運動の基本は足が上がること
② 運動には体を固めて保つバランスは要らない
③ 動いている場所ではなく、動いていない場所に注目する
足を上げてみよう! 上下 前後 左右 内旋 外旋
解決!!グラグラ問題
普段できているのに、なぜできなくなるのか?
摩擦歩の心理実験
〝立った状態〟で固まらず〝座る〟?
遊び稽古05 「パッ」と足を閉じよう!
警戒心を失くしたことは幸福なこと
平和の一短
第4章のまとめ
◎コラム「インチキな稽古はやめましょう」
第5章 〝技撃樁〟
いよいよ技撃!
技撃樁、大式樁3つのポイント
① 上半身と下半身の自然なつながり
手は動いても足が付いてこない
② 全体運動と部分運動
腰で体を動かすのはせっかくの体重を捨てる?!
③ 距離感 構えではなく、すでに当たっている?
技撃樁 大式樁
遊び稽古06 技撃遊び
第5章のまとめ
◎コラム「韓氏意拳の素朴な疑問に答えます!」
第6章 〝歩法篇〟
跟歩と三角歩
歩法の3つのポイント
ガンガン前へ! 跟歩 跟歩
斜めだけど真っ直ぐの三角歩(さんかくほ) 三角歩 三角歩(正面) 三角歩間接運用 小車歩 赶歩
後ろの足について
コントロールを手放す
韓氏意拳の歩法はフットワークではない!
平歩重心転換 大式樁重心転換(前後) 重心から動く! 足の運用
遊び稽古07 重心転換を感じる!
第6章のまとめ
◎コラム「体の声を聴こう」
第7章 〝基本拳式〟
拳を打つ!
拳式の3つのポイント
① U形転換とは何か? U形転換
② U形転換は手を引かない
③ 指先の向きの再点検がもたらす効果
基本拳式 自上而下(上から下) 自上而下(上から下・U形転換) 自下而上(下から上) 中路向上(中から上・U形転換) 中路(中) 錯位歓迎 横拳(横)
握拳は巻き餅のように!
遊び稽古08 殴ってみよう!
第7章のまとめ
◎コラム「量より質?」
第8章 〝拳法〟
拳法=拳の五大要素?
拳法の3つのポイント
① 歩法、身法、手法の融合
② 五行の把握
③ 技撃とは打つことのみにあらず 崩拳 横拳 鑚拳 炮拳 劈拳
幻想感覚に注意!
拳の「真」
遊び稽古09 連環拳で遊ぶ!
第8章のまとめ
第9章 〝補助功法〟
道具を使って練習しよう
假手を使った稽古
バスケットボールを使った練習
ゴムチューブを使った練習
遊び稽古10 四足歩行
腰を捻る運動は本来は〝意味がない〟
The Way of the Ape.(猿への道)
韓氏意拳の中級の稽古について
摔跤との出会い
修身八勢「孤雁出群」(こがんしゅつぐん)
起式
孤雁出群
おわりに「やさしさについて」
●こまい・まさかず
本名同じ。1975年、東京都府中市に生まれる。現在も東京在住。2003年より訪中を繰り返し韓競辰師の指導を受け、2005年入室弟子となる。現在は中級教練となり東京を中心に各地で講習活動を行っている。2014年K-STUDIOカンフーパンツをインターネット起業。2017年日本摔跤協会を発足。座右の銘は「為せば成る」。
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