美術技法書・趣味・教養の分野で実績と信頼のある本づくりをしております。
メールマガジン登録
カートの中身を見る
マイページ
・登録情報の変更
・購入履歴の参照
書籍情報

糸から布へ

糸から布へ、小林桂子
著者 小林桂子
販売価格 3,800円(税込4,104円)
購入数

商品説明


■サブタイトル/編む・もじる・組む・交差する・織る技法
■体裁/B5変・495頁 ■ISBN/978-4-8170-8193-3

世界各地の人々は身近な材料を使い、システマティックな作業を繰り返して、籠や敷物、そして布状のものを作ってきた。著者はその作例を求めて取材し、写真やスケッチに記録し、文献を調査してきた。本書はその成果を図説する他に類の無い貴重な労作。
本書では、糸状のものを布状にする方法の組織を、大きく「編む・もじる・組む・交差する・織る」といった構造に分類して、そのバリエーションを約2300以上に及ぶ手描き図版と共に解説する。
その人の住む土地の風土により体に必要な布の大きさも異なるが、人間が10本の指で糸を操る時、同じ技法を考えつくこともあるという。また長い民族の歴史の中では民族移動によって他の地域へ技術の伝播もある。
組織を作るには糸や紐の要素が、1本の場合、1組を扱う場合、逆方向から重なり合う2組、または2組以上などの場合があるが、本書ではそのような要素数による組織分類ではなく、糸の動きに焦点を当てた分類を試みた。
道具を使わずに布を作る方法から始め、生産性を高めるために考案された道具「原始機」までを説明する。
糸と布の文化を知る上で布に関わる人たちにとって大変貴重な資料となるであろう。

●主な目次内容
◇編――リンキング・ルーピング・インタールーピング  ◇もじり――緯もじり・斜めもじり・経もじり  ◇交差――斜め交差・たて‐よこ交差  ◇機と織――割箸で作る・整経の方法・綜絖・垂れ下げ堅機・先史時代の布・綜絖の出現  ◇技法の説明――組紐・スプラギグ技法・結び技法・マクラメ技法・レース・バスケット・カード織・プライスプリット技法・刺繍 など

●こばやし・けいこ
織物作家。染織研究家。作品はボストン美術館に3点、ザ アート インスティチュウト オブ シカゴに6点、ロードアイランド スクールオブデザイン美術館に6点などに所蔵される。1970年、日本女子大学家政学部住居学科卒業。近藤忠商事にて住宅設計やインテリアデザインの仕事に従事。ここでテキスタイルデザインと出会う。1976年に渡米し、1981年にカリフォルニア美術工芸大学染織学科卒業。1983年、多摩美術大学大学院デザイン科修士課程修了。上野学園短期大学、武蔵野美術大学などで染織学の講師を務める。1993年に「日本古来の織物・染色についての研究と翻訳活動」により、五島美術館より「上野五月賞」を受賞。著作には『19世紀アメリカインディアンの染色』『龍村平蔵生誕百年展』などの図録解説執筆、『袱紗』『京都の近代染織』などの翻訳、季刊「げんりゅう」「手織りの仲間」などの連載がある。また織物作家としてワコールギャラリーなどで作品展を開催。
この商品を友達に教える
この商品を買った人はこんな商品も買っています