商品説明

■サブタイトル/あなたの絵をチェック
■体裁/Ｂ５変・111頁 ■ISBN978-4-8170-3566-0

同じ著者による人気シリーズ『水彩画　形と色のコツ』『水彩画　デッサンと彩色のツボ』に続く第三弾。
著者が薦め、自身でも目指しているのは心癒される、観ていて気持ちのよくなる絵。本書では著者のこれまでの経験から、「気持ちがよくなる風景画」の要素として「吸い寄せられるような絵」「気持ちが安らぐ絵」「立ち去りがたい絵」の三つをあげ、「空気感」や「陰影」、「モチーフ」、「筆致」、「余白」といった、それぞれの条件を満たすために必要な15のカギを提示。巻頭にこれらのカギを記したチェックシートを掲げることで、自分の絵に足りないものを見つけ、改善するためのアドバイスを記す。たくさんの作例は見ているだけでも心癒されるが、巻末には連続写真によるプロセスの紹介や、作例をもとに、どういった点に注意するかといった具体的な解説もあり、これから水彩画を描こうという人から、既に描いていて更に上を目指そうという人まで役立つ内容。

●主な内容
水平線と消点は正確に／空気感を意識した彩色を／陰影により立体感を出す／光と影で実在感が増す／水の描写は心して丁寧に／心和むモチーフ選びを／構図で大切なのはバランスの良さ／滑らかな線は気持ちも滑らかに／彩度を抑えたソフトな色合いを／明度のバランスが明暗を分ける／自然な筆致で自然な印象を／ストーリー性が奥を深くする／細部を大切にした創り込み／減筆で想像力をかき立てる／余白を効果的に見せる

●たかさき・なおあき　
蒼樹会会員。上野の森美術館「日本の自然を描く展」1990-95年入選。2002年より大阪「ギャラリー御堂筋」にて毎年個展を開催。朝日カルチャーセンター大阪講師。清水建設に長く勤めた。鹿児島大学建築学科卒業。43年大分生まれ。

☆日本図書館協会選定図書

読者の声

●早速、自分の固形水彩絵の具の配置を変えてみました。色を作るのが以前より楽になりました。（東京都・43歳女性）