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書籍情報

ペン画滞在記

ペン画滞在記、山田 純子
著者 山田 純子
販売価格 1,500円(税込1,620円)
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商品説明


■サブタイトル/ブラジル−オリンダの人と暮らし
■体裁/B5変・96頁  ■ISBN/978-4-8170-3127-3

絵を描きながら旅から旅へ。世界のあちこちを、気に入れば2年も3年も住み着き、気がつけば20年が経過した。この地は、ポルトガルにいた時に、妙なきっかけがあり訪ねることになった。
 ブラジルのオリンダは、赤道に近い熱帯の地で常夏だ。地図で見ると、南米大陸が大西洋に最も突き出た尖端に近い。16世紀から17世紀にかけてポルトガルの植民地だったので、バロック様式の修道院、聖堂、イエズス会の大学などの歴史建造物が多く残る、ブラジル屈指の古い都市。82年にユネスコにより世界文化遺産になった。
 くねくねと曲がった石畳の坂道、その両側にひしめく赤や青やピンクに塗られたマッチ箱のような家々。突然出くわす広場には大きく枝を広げた木々や、空を突き刺すように伸びるパルム椰子。そして数え切れないくらいの古い教会は、著者を一挙に中世へと誘った。
 しかしそこに住む人々には面食らう。お金や食べ物をしつこくせびる大人や子供。観光客が多いから物乞いも仕事になる。しかし物乞いの子供たちにはちゃんとした理由があるのだ。家庭が貧しい。失業していて親が子供を育てられない。
 けれど、このような子供とも心を通わすことができる。アイスクリームや果物売り、離婚した女。その日ぐらしの彼らにも、つき合っていけば暖かい気持ちが息づく。ペン画による熱帯の街の風景と、底辺に生きる庶民とその暮らしをありのまま素朴に綴ったエッセイ。見て、聞いて、肌で感じた夫妻の3年間であり、距離的にも感覚的にも遠い国での貴重な記録である。巻末にはペン画の描法解説を付した。
(全国学校図書館協議会選定図書)

★全国学校図書館協議会選定図書

読者の声


●のびのびと心温まる内容で、地域の人々の暮らしぶりが、身近に伝わってきます。素敵な奥行きに満ちた文章だと思います。ただ...色の配合についてはほとんど説明がありません。外国の画家は自作の色彩について誇らしげに語る人が多いのですが。(福岡県・67歳男性)

●オリンダの人の暮らしがとても大らかで、貧しくとも楽しんで生きている生活を読み、私も一度行ってみたいと思わせる内容でした。ペン画を旅する国々で描きたくなりました。(和歌山県・女性)

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