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こころ美人の絵手紙
こころ美人の絵手紙
著者
村松 伊奈
販売価格
2,000円(税込2,200円)
購入数
商品説明
■サブタイトル/ことばと絵と文で輝く
■体裁/B5変・111頁 ■ISBN/978-4-8170-3417-5
絵手紙を始めたのは、36年間の勤めを終え、目標を見失っていた時だ。10年ほど日本画を続けたが、性に合わなかった。絵手紙にはだんだんと、自分の中に眠っていたものを掘り起こしてもらった気がした。夫が単身赴任したのをきっかけに出したのが第1号となり、その後ことばの勉強になるからと、ハガキエッセイも合わせて2年間送り続けた。これは、夫婦の宝になった。
毎日描くのは大変だった。義母が庭で丹精した花を描いた。静岡県沼津に住んでいるので富士山は近い。バスで行く裾野の高原の花は、想像をはるかに超えた珍しいものばかりだった。この花を通じて万葉の花も描くことになる。
エッセイのタネ探しは自分の住む町や周辺だ。地元に縁のある画家中川一政や、同じく文学の井上 靖・芹沢光治良などのことを調べ、伊豆半島周辺の歴史にも興味がわく。
野の花を主に、一部風景などもあわせて130点の絵手紙と、エッセイ12篇、花や風景の実景写真、さらに花の描法3例も収めた。20年にわたる継続の力と、心のこもった筆跡が一つに結実した。絵とことばが、作り物でない、厚みを持った現実として迫ってくる。
●主な目次
私の絵手紙人生/私の富士山/富士山麓の花を描く/万葉の花々を描く/野の花を描く/伊豆半島と狩野川の情景を描く/実のものを描く/一緒に描いてみよう/エッセイの書き方/私の好きな作家 中川一政/井上靖/敬愛する友の絵手紙
●1986年から絵手紙を始め、小池邦夫に師事し10年間学ぶ。93年、05年それぞれ東京銀座で個展。NHK学園絵手紙添削講師。絵手紙いずみの会会員。33年静岡県沼津市生まれ。
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