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書籍情報

有賀 忍 板絵作品集

有賀 忍  板絵作品集
著者 有賀 忍
販売価格 2,800円(税込3,080円)
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商品説明


■サブタイトル/童心の風景・懐郷の詩
■体裁/A4変 上製・127頁  ■ISBN/978-4-8170-5032-8

魚が空を泳ぎ、子どもたちが宙に舞い、小鳥と語り合う。子供の自由な発想のイメージを広げ、夢がある童心への帰郷。懐かしさ、素朴さやユーモア、父への思慕、失ったものへの哀惜が醸し出す詩情が、色濃く凝縮されている。明るい色もあるが、多くはブルーの背景に浮き彫りにされたそれらの形は力強く、明確だ。ブルーは青い地球、そこに住む生物の命に連なるのだろうか。
 板絵は下絵をシナベニア板に写し、彫り、けばを取り除き、なめらかにする。下地塗料をかけてからアクリル絵の具を用い筆やタンポで彩色する。
 1979年から一貫して、制作されてきた一連の「懐郷の詩」作品89点と、エッセーや詩21篇。制作ノート、制作プロセスも紹介。序文は童画家久保雅勇、お茶の水女子大学大学院教授内田伸子、詩人三浦照子

●ありが・しのぶ。
板絵画家・絵本作家。絵本は、NHK教育テレビ「おかあさんといっしょ」で人気を博した『こんなこいるかな』シリーズ(講談社)など多数出版。現代童画大賞、文部大臣奨励賞。ボローニャ国際絵本原画展等出品。現代童画会常任委員。1945年満州生まれ。長野県伊奈町と藤沢村で幼少期を過ごす。学習院大学卒業。

☆日本図書館協会選定図書

読者の声


●今日の世相の中で、世界中の人に一人でも多くの人々にみて貰いたい。失われた人間性恢復への扉を開く画集だと思う。