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書籍情報

さらりと描く風景スケッチ

さらりと描く風景スケッチ
著者 服部久美子
販売価格 2,000円(税込2,200円)
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商品説明


■サブタイトル/現地で役立つコツと作例
■体裁/B5・95頁 ■ISBN/978-4-8170-2100-7

主婦業のかたわら20余年にわたって風景スケッチを楽しんできた著者が、自身の体験の中で身につけた「風景を描くためのコツ」を、国内外の水彩スケッチ約100点を例に挙げて、分かりやすく紹介しました。
「風景は苦手」という方も、「構図」「遠近」「明暗」などの約束ごとを知れば、苦手意識もなくなりスムーズに描けるようになるでしょう。
現地でスケッチする際のヒント集として、本書をお役立てください。

●主な内容・目次など
はじめに
心ひかれる風景たち〈Gallerly〉

1章 スケッチの準備
画材をそろえる/更なる画材の軽量化/その他の携行品/現地で気をつけたいこと/所要時間の目安

2章 スケッチの進め方
構想のまとめ方/線描の進め方/着彩の進め方

3章 構図のレッスン
絵づくりはドラマづくり/近景、中景、遠景を意識する/描きたい部分にピントを合わせる/要らない要素は省略する/点景の位置を移動させる/真ん中からずらした構図/バランスのよい構図のパターン/奥行きを感じさせる構図のパターン

4章 遠近のレッスン
透視図法の基本/建物は正面向き? 斜め向き?/ものの見え方の基本

5章 明暗のレッスン
明暗の基本/陰と陰の約束ごと

6章 線描のレッスン
線描はすっきりと/見えない線も引いておく/間違えた線は消さなくてもOK

7章 着彩のレッスン
着彩はさらりと/明暗を表現する/遠近を表現する/塗り残しの効果/アクセントカラーの効果

8章 建物を描くコツ
プロポーションを確認する/導き線を利用する/建物の垂直線を意識する/建物の端は片側だけでも描き入れる/建物の見え方に注意
◆描き方の実際 洋館を描く
建物のある風景〈Gallerly〉

9章 坂道を描くコツ
上り坂と下り坂/坂道の折り返し/上って下る坂
坂道のある風景景〈Gallerly〉

10章 樹木・花を描くコツ
樹木は最後に描き入れる/筆のタッチで「それらしく」/樹影は葉の影の集合体/花の色は最初に入れる/点景としての効果
緑のある風景〈Gallerly〉

11章 水面を描くコツ
水面の映り込みは「横線」を意識する
◆ 描き方の実際 大岡川を描く
映り込みのある風景〈Gallerly〉

●はっとり・くみこ
大分県出身、さいたま市浦和区在住。主婦業のかたわら、1976年頃から10年余り油絵(静物画)を続けた後、1990年頃にスケッチに転向。1995年頃より風景スケッチをスタート。ほぼ同時期に人物クロッキーも始め、現在に至る。
「彩の国を描く会」「大宮クロッキー会」に所属。
新宿ギャラリー高野、銀座煉瓦画廊、ギャラリートーニチ新宿、ギャラリーび〜たにて個展を開催。個人教室の教室展をそれぞれ毎年1回ペースで開催。木の葉画廊の企画展に3回出品(以上のギャラリーはいずれも東京都内)。2014年および2015年、「水彩画コンベンション in ATC」にゲスト参加(会場は大阪市)。
個人教室2ヶ所のほか、クラブツーリズム株式会社<絵画・スケッチの旅>、第72回および88回「ピースボート」船上カルチャーで「風景スケッチ」と「着衣の人物クロッキー」の講師を務める。
著書に『 20分間人物スケッチ勉強法(後に新装版として刊行)』『淡彩で描く街角スケッチ(同前)』『現地で役立つスケッチ術』、寄稿書に『いきいき水彩画6号』『いきいき水彩画11号』『水彩で描く美しい日本』『水彩で描く美しい日本 懐かしの関東』『水彩で描く美しい日本 光あふれる九州・沖縄』(いずれも日貿出版社)がある。2004年から2007年まで『隔週刊 水彩で描く』(ディアゴスティーニ・ジャパン社)に「水彩歳時記」を連載。私家版として『フランス、ベルギー旅スケッチ』『ポルトガル、フランス旅スケッチ』を制作。